大阪人の東京子育て

おもしろいこと言えない大阪出身者の子育て備忘録

今更『ライフシフト』『お金2.0』と『セルフドリブンチャイルド』を適当に読んだ

話題になったし読んでみるかーと図書館で予約したのが忘れた頃に届き、更に興味が薄れて流し読みした、というレビューにすらならない忘備録。

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ライフシフトに至ってはマンガと本が両方来て、マンガの方だけざーっと。

ここ数年よく見かける、「人脈」がどうたら「どないなっても働けるようにせー」とかはこっから来てるんかと。

著者が日本政府の「人生100年会議」に呼ばれて広まったとか。

今後は次の3つの無形資産が大事になるらしい。

「生産性資産」スキルや知識

「活力資産」健康・友人・愛

「変身資産」新ステージ移行への意思と能力

・・どれも希薄な私にはハードル高い。

まんがでわかる LIFE SHIFT

まんがでわかる LIFE SHIFT

 
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

『お金2.0』

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

 

2017年の本。ビットコインを絶賛してた。2年前はこれが新しかったんかなぁ。あとはベーシックインカムが導入されたらお金を稼がないと!から開放されて情熱あることに注力できる的な。

私の中の「極端な理屈でそうならんやろ枠」の本に認定。からの宇宙(笑)何で金持ちって宇宙好きなん?

ただ、1つなるほどと思った箇所が、戦後世代は食べていくために「働くとは」なんて考える暇もなく働かざるを得ず、衣食住が整った今は目的がないと働かない。 というところ。そらニートも飼えるわ、と。

あと、今の生活を維持したいから”老後2000万円”にもブーブー言ってるけど、雨漏りもせずボタン1つで風呂が沸く快適な家に住んで、ユニクロとは言え好きな服着て、ひもじい思いどころかおやつ食べてたまには外食してって生活は結局のところ恵まれてるのよねぇと思って。国が貧しくなるなら個人の生活も貧しくなるのは自然の摂理なんよね。嫌やけど。

 

『セルフドリブンチャイルド  脳科学が教える「子どもにまかせる」育て方』

セルフドリブン・チャイルド 脳科学が教える「子どもにまかせる」育て方

セルフドリブン・チャイルド 脳科学が教える「子どもにまかせる」育て方

 

これはちゃんと読めばよかった。

「子どもがコントロール感を持てるようになることが大事」という本。この本に限らず 「自分で考えて自分で決める」ことの重要性が書かれてる本は多いけど、ほんまにそやなと思う。ひたすら勉強して大企業に入ったら一丁上がり!の人生でなくなった今、どう生きていくか自分で考えて決めていかなあかん時代やからねぇ。

こういう場合はどうしたらいいですか?という具体例がたくさん書かれてるのもよかった。

最近はどの本を読んでも「自分で=主体的に」が多くて、冒頭の「ライフシフト」のように柔軟な人が生き延びていけるなら、うちの子みたいに引っ込み思案な性格の場合その時点であかんやんと思うんやけど、そういう子に対しては「新しいことしてみって言ってもいい」とか「友達おらんくても幸せな人はおる」というようなことも書かれてた。

こういう本読む都度「そやな」と思うのに、毎日の生活では親の方が待てず、食べさせ着替えさせ「早く!」と言いがちで、反省しきり。