大阪人の東京子育て

おもしろいこと言えない大阪出身者の子育て備忘録

子宮頸がんの精密検査が受けられない

いや、時間があれば受けられるんですけどね。時間は作り出すものと言われればそうなんでしょうけどね。

健康診断で子宮頸がん検査に引っかかって十年余り。山手線沿線という都心にあって近くで精密検査が受けられないという事態に直面しております。

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・まず子宮頸がんと検査について。知ってる人も多いやろうけど。

子宮頸がんは検査でがんになる前段階(異形成)がわかります。

軽度異形成→中等度異形成→高度異形成ときて、その次からがいわゆるがん。

異形成がわかるとがんになる前に手を打てるので、検査を受けましょうとしきりに言われてるんですね。

ただ、手を打てると言っても異形成を治す薬はなく、中等度以降になったら子宮の入口を切除する手術をするとかです。

悪くなる一方ではなく、軽度異形成が消滅したりもします。

私も軽度から高度までいきましたが、出産後からはずっと軽度です。(もちろん出産すればよくなるというものではない)

何で子宮頸がんになるのかというと、ウイルスのせいらしいです。ヒトパピローマウイルス(HPV)てやつ。これ、1種類じゃなくていっぱいあります。

その中で子宮頸がん的にヤバイやつ(ハイリスク)もわかってきてるそうで、

ハイリスク型HPVに分類されるものはHPV16、18のほか31、33、35、39、45、51、52、56、58、59、68など

HPV(ヒトパピローマウイルス)検査について | JCHO東京山手メディカルセンター | 地域医療機能推進機構

私は昔16と58が出たことがありましたが、去年久々検査したら58だけで、16は消滅してました。

ただ、ハイリスクにかかってたら進行が早いらしく、面倒なことに「3ヶ月おきに検査」なんです!!

子どもが生まれるまでは真面目に行ってましたが、正直最近は間があいてます。

これから何十年も3ヶ月おきって…と思い、以前病院で子宮頸部円錐切除したいと言いましたが、軽度やとできないと言われ、悪くならない限り検査を受け続けるしかありません。

でも、面倒だからと受けずに手遅れになったら、、悔やんでも悔やみきれないと思う。

心を入れ替えて、会社の近くで婦人科を探したら掲題の事態に、という話です。

(前フリなっが!)

ついでにHPVは予防接種で防げます。注射でがんが防げるならやらん手はないやろと思ってます。

www.know-vpd.jp

定期接種の対象になってるのは4種類だけやけど、9種類防ぐのもあって、でも自費やと病院によるけど、↓↓のクリニックでは

107,800円(税込)

9価HPVワクチン(ガーダシル9/シルガード9) | まめクリニック(九段/池袋/新橋/新宿/渋谷)

金で健康が買えるとは言え、、9価を定期接種にしておくれ、議員さんよ・・

ついでに対象は小学校6年生~高校1年生相当の女子やけど、男子も受けさせておくれ、議員さんよ。。

さて、ようやく本題。健康診断の子宮頸がん検査でLSILという軽度異形成相当の結果が出て、でもHPVハイリスクなのもありほんまに異形成か?てのを調べるコルポスコピーという精密検査を受けないといけないんですが、会社の近くの婦人科は2件ともコルポの機械がないと言われた。

近くでなければ受けられるところはもちろんあるんだろうけど、チビスケ2人いて休日も習い事だのなんだのあると動ける時間がほんま少なくて、、山手線沿線で受けられないとは思ってなかったのです。

1件の先生は機械が手に入らないと言ってて、それが本当ならこれから日本中困ることになるのでは?と思ってこの記事を書き出したんだけど、検索したらカシオが開発中と出てきた。

news.mynavi.jp

コルポスコープのメーカーは市場から撤退傾向にあるとのことで、新しい製品がなかなか期待できないという情報も頂戴しました。

とあるので、本当に手に入らないんやね。カシオにはがんばってもらいたいところ。

で、私はどこで受けよう。