雪の金閣寺を見に行った学生さんのブログを読んで、私も20年前見たかったことを思い出した。
金閣寺は雪が積もる姿がベストで、この世のものと思えないほどの美しさらしい、と知ったのは京都に住んでた最後の方だったと思う。
御所が雪景色になったのは覚えてるんだけど(自転車のタイヤ跡がたくさん伸びてて、こんな雪でも自転車乗るんや!と思った笑)、雪の金閣寺は見ずじまいだった。
京都市内は積もるほど降ることがそんなにない印象。大阪の平地はもっとなくて降雪自体珍しい。なので、後々東京に来て時々積もることにびっくりしたんだけど、卒業した後は大阪で就職してた。
1年目の冬。明日は間違いなく降る、しかも積もるだろうという予報の日があり、このチャンスを逃せないとリーダーに「雪の金閣寺を見たいので休みたい」と連絡した。
返事はもちろんダメ。そのまま言うなんて当時の私は素直で若かった。
平日に朝から京都まで行こうとする元気も今はもうない。
リーダーはかなり後で、あれはびっくりした、あんな風流な理由を断った自分は大人になっちまったんだなと思った、というようなことを言ってて、今の私ならこのリーダーの気持ちがよくわかる。
今はもう写真で見たら満足。特にこのブロガーさんの写真はめちゃくちゃきれいで、ありがたやありがたや。
〈オマケ〉当時京都で心の底からおいしいと思った2店。両方上賀茂神社の近く。
・父がサバ嫌いでほとんど食べたことなかったので、鯖ってこんなおいしいんや!と驚愕した。
・お腹いっぱいやったのにおいしかったホンモノ。焼き立てをすぐ食べるべし。
びっくりするほどおいしいもん食べたいなぁ。