大阪人の東京子育て

おもしろいこと言えない大阪出身者の子育て備忘録

あそび万博

11月3日、代々木公園で行われた「あそび万博」へ行ってきました。

www.children.ne.jp

いつもこの時期はイベントや出かけることが多いので参加するのは初めて。

代々木公園に行ったのも多分15年ぶり。その時ブイヨン(糸井重里の犬)と同じ犬種が散歩してるわと横を見たら糸井重里やった思い出が笑

さて、プレイパークの記事で「子どもの頃、地域の異年齢集団で遊んだり夏はキャンプしたりするボランティア的なところに入ってた」と書いたんですが、それをやってたのがここなんです。

と言っても大阪の片田舎で参加してただけなので、全国組織があるとかは大人になってから知ったんですが。

色んな遊びブースがあって、地域で遊びの活動をしてるグループだけじゃなく大学のゼミとかプレーパークもブースを出してました。

受付したら布テープに名前を書いて貼っつけて、好きなところへ行って遊べるんだけど、最初に行ってみたところは鬼ごっこ的なところで「ぼんくんやる?」と誘ってもらってやってた。

こいとは大学のお姉さんたちとやった「どんじゃんけん」を気に入ったみたいでした。

ぼんはその後行った変則鬼ごっこが楽しかったみたいで、他も行ってみない?と誘ってもずっとそれをやってた。

大人(というか私)はつい色々させようとしてしまうんだけど、これ!てのがあったらそれした方がいいよね。

この前のプレーパークでも他も行ってみようよーと何度も言ってしまって、ぼんが「ここがいい」と言い張ったので途中でやりたいことさせた方がいいわと気づいて言うのやめたんだけど、今回もここでこれやりたいんだと気づくまで他も行こうと言ってしまった。

ぼんが私に屈しなくてよかったわ。

他に行きたがらなかったのは、たぶんみんなで遊んだのが楽しかったんだと思う。

家の近所の公園では数人で走り回ってる子ぐらいはいるけど、ある程度の人数で鬼ごっこや缶蹴り、ドッヂボールしてるような子はいないし。

プレーパークは勝手に遊んでいいだけなんだけど、ここのいいところは集団で遊ぶところだと思う。

色んな子がいても折り合ってやっていくし、大きくなってきたらリーダー的な役割になっていって、学校で優等生じゃなくてもここではできるんだよね。

そうなったら自然と小さい子を思いやるし、全体のことも考えるようになるし、一方小さい子はお兄さんお姉さんに遊んでもらえるのが楽しくて憧れるようになっていく。

縦のつながりも学区を超えた横のつながりもできて、サードスペース的な役割もある。

学校や勉強、習い事で学べないことが大いにあると思う。

なんて考えながら改めてみんなでやるっていいなー、外遊びっていいよなーと思ったけど、懐古趣味なのかな。昔はよかった的な。あと自分が楽しかったから美化してるのもあるかも。

それを差し引いても、うちの近所にはこういう活動がないから参加できないのが残念です。