一穂ミチさんが好きなので、読んでみた『せやかて、あの街は』
40人の書き手による、関西(大阪府、京都府、兵庫県)の街をテーマにしたアンソロジー形式のエッセイ集。
てことなんやけど、40人もいるから実質ひとり見開き1.5ページぐらいの短い文章の連続。
ほいで作家だけちゃうから尻切れトンボの人もいれば、何の話やねんて人もいて、でもそれがリアルに感じて面白かった。
ただ、関西人のオッサンオバハン以外はおもんないかも。書き手は色んな年代とは言え、街(場所)がテーマやからかノスタルジックなものも多く、そもそも私は大阪を離れてもう20年も経つので関西の雰囲気自体がそういやこんなんやったな~と懐かしかったり、昔話をしたくなってくるお年頃やからよかったんかもしれん。
私も書いてみたくなって書いたんやけど、めっちゃ短なった。
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(東大阪)
幼稚園まで住んでたとこは鉄線屋が多いところだった。鉄線屋とは、鉄を線状に引き延ばす加工をする工場。工場と言っても自宅の一部でやってるとこばかりで、ガチャンガチャンという機械の大きな音と油のにおいがして、長い鉄線が幼稚園児の背丈ほどの高さまでグルグル巻きになってた。
学校に入る時に引っ越したのは工務店の作業場の隣。同級生に大工の息子もいた。同級生の方はうちから学校までの通学路にある自宅の一角が作業場になってて、木材加工のカッターの音と木のにおいがいつもしていた。そして我々の背丈より遥かに高い木材がいくつも立てかけられていた。
今、東京の私の家の近くに、外から作業が見えるような場所はない。
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読んだだけの時は、なまじ作家は短いのにうまいこと書こうとするからイマイチやなと生意気なこと思ったけど、書くとなったら難しすぎる!勝手なこと思ってごめん。
さて、お盆前の仕事(書いてるのは8/4)、ぼん夏期講習なんかでバタバタしてるので、しばらくブログを書くのは夏休みにしようと思います。
ではまた!

(実際行ったのは午前公演)