最近『DIE WITH ZERO』という本を読んで、お金に関して自分の中でブレイクスルーというかパラダイムシフトが起こった。結論としては、乱暴な言い方だけど、私の場合お金の不安がなくなった。
そのことは別途書きたいんだけど、糸井重里が昨日ほぼ日で「得ばっかりしようとしてる人は、いやだね」と書いていたのが気になって、今日また見に行ってきた。
いい人はどんな人か、ということでそう言ってて、確かに人間関係で得しよう、損しないようにしようとばかりしてる人はイヤだ。
損得関係なく楽しいからやろう!とか、損は出るけど君との関係だからやるよ、とかそういう方が人間として魅力があるに決まってる。
「タイパ」だ「コスパ」だみたいなの含めて、「得ばっかりしようとしている人」を尊敬したいか、(中略)誘いたくなるか?
とも書かれてて、最初は”神々の遊び”と批判したくなったんだけど、人間関係はともかく単純にお金の損得としても、確かにそんなことチマチマ気にしてる人間はどうなんだろうと考えさせられた。
冒頭の本を読んで、お金の不安は感じなくなったけど、チマチマお得を見逃さないようにする行動は変わってなくて、例えば(すごく細かくて書くのが恥ずかしいけど)今、無印でバームクーヘンを3つ買いたくて、まず東京都のキャッシュレスキャンペーンが終わるから明日までに買いたい。ただ会社の近くは現金払いしかポイントがつかないので、家の近所で買いたい。てな具合。
これでいくら得するのか。多分せいぜい70円ぐらい。しかも明日のTODOが増える。
なんか忙しく感じるのは、こういうことをチマチマ気にしてるからかも。
夫は時間のムダだとこういうことを気にしない。以前は私もそうだったんだけど、今はもうクセのようになってしまってる。あとは得をするというのがゲーム的な要素もあるのかも。
今すぐ全部、割高だろうが時間がかかろうが気にしないようにはなれないし、富豪じゃないのである程度は気にした方がいいんだろうけど、お金の不安が解消された次の段階はこれかなという気がする。