大阪人の東京子育て

おもしろいこと言えない大阪出身者の子育て備忘録

子どもを持つ利点

タイトルがでっかくなってしまったけど、しばらく前にぼんやり考えて思ったことです。(前にも書いてるかも)

最近は“子どもを持つメリット”なんてのをよく見聞きするようになって、そもそもは生き物の本能として子孫を残すこと自体がメリットやろうにと思ったりします。

とは言え複雑な現代社会で原理原則に基づいてばかりはいかず、そう考えるのもわかる。

でも理屈で、お金かかる、時間かかる、はいデメリットーと言い負かされ子どもいらんと思ったとして、それでいいの?と思う。

それってデメリットをつぶして安心したかっただけでは?でも世の中に絶対なんてないんやから、石橋叩きまくってやんと自分の心の声を聞け!直感を信じろ!と思う。

結局残るのは子どもがいないと言う結果だから。

以上はデメリットが気になって迷ってる人に思うことで、絶対子どもおった方がいいなんて思うわけないし、お金ないとか相手がおらんとかその他諸々迷いようがない人は仕方ないし、要らんと決めてる人は自分で決めたんやからええと思う。

…て長々書いたけど、本題これちゃうねん。

子どもがいると自己肯定しやすい、これが利点と言えるかなと思って。

別に子どもは親がおらな生きてかれへんからとか子どもに頼られてどうこうという話ではない。

私は独身が長かったので、終盤は大病を患ってる子のドキュメンタリーなんかを見ると、私の命をこの子にあげられるもんならあげたいと思ったりしてた。

私でなくても、生まれてから中年までずっと自己肯定感アゲアゲです!て人はほぼいないんちゃうかなと思う。

でも自分の子どもはめちゃくちゃ大事やしかわいくて、最近になって「それって自分もやん!」て気付いたのよ(ヘレンケラーで言うとこのwater)

今まで親も同じように思ってたんやろなと思ったことはあったけど、今回はそうでなくて、自分→子ども→自分。

子どもから何か受け取るようなことでなくて、子どもの存在を介した自己完結。この子はおるだけでいい…自分もやん!

誰でも生まれてきただけで大事で、おるだけでいい存在なんやというのが腑に落ちた。これが自己肯定感てやつやんね。

え、知ってた?子どもおらんくてもわかってた?私は子どもを持ったからわかったことでした。

まぁ様々な事情や考えがあるから、世界中全ての人に通用するとは思わんけど、あえて利点を挙げるとしたらこれかな。