たまたま公園に行く前、体験体験って言うけどざっくりしてるよな。どんなんがあるんやろと調べてました。
文科省の調査によると、小学生の頃に自然体験、社会体験、文化的体験といった体験活動をしてたら色々良いことがあるそう。(詳細はリンクで)
・自然体験(キャンプ、登山、川遊び、ウインタースポーツなど)→自尊感情や外向性
・社会体験(農業体験、職業体験、ボランティア)→勉強・授業が楽しい
・文化的体験(動植物園・博物館・美術館見学、音楽・演劇鑑賞、スポーツ観戦など)→全て(向学校的な意識、自尊感情、外向性、精神的回復力、心の健康)
全ててすごいな…ほかに読書、遊び、お手伝いの影響についても書かれていました。
もう1つ、文科省の参考資料にもあった国立青少年教育振興機構「子どもの成長を支える20の体験」.pdf
・体験活動(自然体験、集団活動、地域行事、社会貢献、職業体験、文化芸術体験、科学体験、国際交流体験)
・生活習慣(規則正しい生活、遊び、お手伝い、家族行事、運動・スポーツ、読書、動植物とのふれあい、探究学習)
・人との関わり(家族とのかかわり、友達との関わり、先生との関わり、地域の人との関わり )
これを説明した資料⼦どもの健やかな成⻑と⾃⽴に必要なこと.pdfには体験の質(夢中になって取り組めるか、心を動かされるか、気づきや学びがあるか)に目を向けると書かれていた。
1つ前の記事で疑問に思った通り、やはり「何」をさせるかではないんだなと。ましてや「勉強好きにするために社会体験させよう!」というようなことでもなさそう。
実体験というと私は理屈だけじゃないという現実の理解、無理と思ってもやってみる、大変でもがんばる、協力したらできた、ということが思い浮かびますが、これらは自己責任論や正義をふりかざす否定的な人とは対照的だと思います。
生まれ持った性格があるので、皆が明るく積極的である必要はないと思いますが、だからと言って斜に構えて楽しくない人生を送る必要もなく、やったことは報われそうと信じられるようになってほしいかな。(現実はそうもいかないけど。)