日経ビジネスオンラインの連載の書籍化。
どうせ気づきがどうとかしゃらくせーこと言うてるやつばっかやろ、と敬遠してたけど、業界全体ブラック(に見える)建築の方も載ってて、どうやって子育てしてんねんと予約したのが忘れた頃届いた。
子育て経営学 気鋭のビジネスリーダーたちはわが子をどう育てているのか
- 作者: 宮本恵理子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2018/08/08
- メディア: 単行本
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読んでみると皆今どきのお父さんて感じで、子どものことも家のことも昭和の悪習から脱却して考え、ポジティブにとらえてる印象。
中には平日朝ちょっと世話して夜は会食って人もいて、休日に子どもの世話するだけでも「今どき」扱いなんやろなとも思ったけど。
家事育児でアウトソースできるものは頼む(親やシッター・家事代行など)という人が多く「経済的に余裕があるからって言われるんでしょうけどね」と言ってる人がいたが、その通りやよ。
でもそれが理想よなと思った。普通の人でもどんどん進めばいいと思う。うちは職住近接を選んだのでそこまでの余裕がなく、かつ親も遠いのが残念。
今も連載は続いてて、本に出てくる方も載ってます。
■以下は気になったところの抜粋
これからの世界で生き抜くための共通言語を与えたいー英語、数学、プログラミング言語、表情
「18歳の時に優しくたくましく育ってほしい」くらいの大きな目標だけ決めて、ブレなければいい。
先回りして引っ張ったり誘導せず、できるだけ寄り添うようにしたい。
可能性が閉ざされたと思ったことは、何となく「マンガとゲームは悪」という雰囲気があったので没頭する経験のないまま大人になってしまったこと。
海外の言葉や文化を吸収するのは日本語をしっかり固めた後の方がいいと考えているので本格的な留学は高校以降。
部下に任せるマネジメントを怠った結果、メンバーが自分で考えない組織になった。それからはヘルプはやめてサポートに徹して、期待して待つマネジメントをしてきた。
偉人の伝記を読んでもらいたい。
スポーツを薦める人多し。