大阪人の東京子育て

おもしろいこと言えない大阪出身者の子育て備忘録

将棋大会の洗礼とレジリエンス

将棋を習ってるぼん。道場とかでなく優しい先生に教えてもらってて、駒の動かし方がわかる程度です。先生に近くで大会があると教えてもらって参加してみることに。

元々ぼんに将棋を習うか聞いたのは、私が観る将なので(といっても最近はネットで情報を得るばかりでほとんど見られませんが)大会やイベントでプロ棋士に会えたりするのではという下心からでした。なので飛びついたのですが、近づくにつれヤバイと思うように。

というのもぼんは知らない人がたくさんいる環境が苦手だし、何より将棋に限らず負けるのがすごいイヤな子なんです。「何くそ!」というタイプではなく「もういいわ」タイプで、切り替えも遅い。

最近よくレジリエンス(困難を乗り越える力、立ち直る力)という言葉を見聞きしますが、将棋を初める時に負ける経験で培ってほしいとも思ってました。

ある程度指せるようになってからの方がよかったかも…と思ってたら案の定初戦負けで大泣き。帰ろうとしてましたが何とか2回戦目を指して(負け)帰宅しました。

大会に出るほどだからか相手の子たちは慣れてて、振り駒をして先だよと教えてくれたり、ぼんが駒の利きを見逃してたら待ったして戻してくれたり、二人ともとてもいい子でした。

正直、大人の私は将棋に負けたぐらい痛くもかゆくもないのにと思ってまうんやけど、必要以上に打ちのめされる子はどうしたらいいんでしょうねぇ。

がんばった、相手の攻めが止まったところで攻撃に転じたところはよかったと褒めてみたけど。

でも大人になったら何とか折り合いつけるようになりそうな気もする。

ただ、もう大会に出ることはなさそうだな~

そして、子どもをダシにするんじゃなく、自分でやるのが正解な気はする。