大阪人の東京子育て

おもしろいこと言えない大阪出身者の子育て備忘録

花まる講演会

子育て本やネット記事なんかでやたら名前を見る花まる学習会の高濱正伸さん。

なぞぺーの人としか認識してなかったので、どんな人なんやろとオンライン講演会に参加してみました。

前半は持論を駆け足で。早口でサッササッサ進めはるんがいいわ。ダイパ世代じゃないけど、イラチなので笑

山状のイラストの下の部分にあるのはマストである「せなあかん勉強(ひらがな、計算など)」。これは必要不可欠で土台になるものだけど、はよからやってもしゃーない。年中で割り算できても意味ない。

その上に乗っかってるのは興味関心に基づいたオタク的な夢中になること。そこをどう伸ばすか。

更に山の一番下、根底にあるのは自己肯定感。何はともあれこれが大事。

次に、9歳ぐらいまでの幼児期は何かあったら「お母さん」、それ以降の思春期は離れていく。その時期に過干渉、過保護が一番ダメ。引きこもりは70代の母親が40代の息子に「起こしても起きなくて〜」とやってる。

学校は6年、3年とかしか見ないが、自分は幼児からずーっと見続けてる。言うてるのはその結論。言われたまま人間になるのが一番あかん。

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個人的に一番ためになった話は、もうすぐ小学生と気負ってたけど、まだ「おかあさーん」でええんやなてこと。

あと「父親は専業主夫でも母親の代わりにはなれない、とにかくお母さん」らしいけど、お教室に通わすようなおうちで専業主夫てどんなけおるんやろと思うと、63歳の感覚として言うてはるんかなと思った。

金の出所は父親でも子育ての主導は母親のことがほとんどだろうから、その母親の気分をよくした方が商売的にいいのかなとも思ったり。勘繰りすぎか。

新聞の販促イベントだったので、後半は「ことば」について具体的なこと。

・音読、きおく、しりとり、感想戦、道順説明が良い。(その他もめちゃくちゃいっぱい言うてはったけど、そないできるかと流してしまった)

・知らない言葉は調べる、聞かれたことに答える(言葉のキャッチボール)が大事。

昔、親の言葉への関心と子どもの成績を調査したら見事に比例してたそうで、親次第でどんなけ問題集やってもムダみたいなことも言うてはって、じゃー気負ってもしゃーないなとかえって気楽になりました笑

今の時代、トンビが鷹を産むことはなさそうですね。