観る将の私、と言っても日がな一日将棋を見るような生活はもう10年ほどできておらず結果を追うのみですが、この度初めて藤井聡太を見ました!
竜王戦(将棋のタイトル戦)の主催者である読売新聞社がサピックスと組んで開催した親子イベント。
藤井竜王だけでなく将棋棋士でありながらチェスの日本チャンピオンでもあった青嶋未来七段も。
そして司会は鈴木環那女流。女流棋士になったら聞き手の仕事も多いからとアナウンサースクールに通われてた方で、滑らかかつめちゃくちゃ聞きやすい。
一部は将棋を始めたきっかけ(3万回ぐらい聞かれてそう笑)、何の科目が得意・苦手だったかとか、青嶋さんがサピに通ってた話とか。あと趣味の話で藤井さんはもちろん鉄道なんだけど、青嶋さんが自分も好きとおっしゃってた。将棋好きかつ電車好きって多いのかな?
二部はすごかった…盤面を見ずに符号だけで将棋を指すという常人では考えられない脳内将棋を披露してくれた。
お2人ともやったことないかも?(貴重!)と言いつつ、途中で鈴木女流がしゃべりかけたり、秒読みを始めて10秒将棋になっても動じることなく指してた。
次に脳内詰将棋クイズ。これも1一香みたいに符号だけで詰将棋を出題し、藤井さんが解いて来場者が何手詰かを当てるクイズ。
脅威の速さで、長くても2~3分で解いてたんちゃうかな。来場者は誰もできないからクイズになるってすごいよね。
ーーー
藤井聡太は「あーそうですね~」とテレビで見るまんまでした。ずーっとオンオフでいうオンでいるのはしんどくないんかな、たまには突拍子もないこと言いたくならんのかな、でも羽生さんもこんな感じよなとか思ってました。
そして青嶋さん、詰将棋時間かかりましたとか引き立て役に徹してはったけど、すらすら脳内将棋してすごい!と思ってました。今期、B級1組での活躍も期待しています!
ぼんに将棋を薦めたのは子ども大会やイベントで棋士を見られるのではという下心が大いにあったのですが笑、おかげで有り難い機会となりました。