絵本『おいしいぼうし』、個人的に衝撃でした。
最近人気(たぶん)のシゲタサヤカさんの絵本、こいとが気に入って色々と読んでいます。
今回読んだ『おいしいぼうし』、おじいさんとおばあさんが庭で丸くて平べったいものを見つけ、いい匂いなので食べてしまうと、プリンが帽子をなくしたと訪ねてきます。
まずい…と焦ったジジババは自分たちの帽子を色々出してごまかそうとするけどプリンが大泣きして、やばい・・とカラメルを作るという話。
何が衝撃って、絵本で主人公のおじいさんとおばあさんは正直者と相場が決まってるのに「正直に言わない」どころか「ごまかそうとする」、極めつけは「明かさない」。
そう、真相を明かすことなく、プリンがありがとうございますと帰るという・・笑
最初はこれでいいの!?と思ったけど、こいとは気に入って半ば暗唱するほど読んでて、子どもの世界もきれいごとだけじゃないだろうしと思ったり、普通じゃなさに惹きつけられるのかと思ったり。
でも大人は難しく考えるけど、単純におもしろいんだろうな。プリン困ってる、どうなるんだってハラハラするし笑
シゲタサヤカさんはコドモエの付録で知りました。私はこれが一番おもしろいと思う。オチもいいし。
その他読んだもの。
カレーで2作て笑 たぶん作者自体おもしろい人なんやろうな。